クロマトグラム用データ処理装置　Chromato-PRO（クロマトプロ）

CH1、CH2の表示ウィンドウに加え、クロマトグラム全体を常時表示する「ファインダー表示」機能を追加しました。CH1、CH2表示の表示時間幅を変更しても、 ファインダー表示は常時、分析時間（現在の取込時間）をフルスケール（オートスケールです）で表示します。

CH1、CH2がリアルタイム表示中でも、マウス操作により、任意のズーム処理が可能です。分析実行時に「拡大して見たい」という場合にでも、 表示スケールを変更しなくても自在で拡大して詳細信号を確認できます。

データ取込の際に、取込んだクロマトグラムの保存ファイル名を、一つのファイル名を指定し、その後にタイムスタンプ（例）2007Y1M12D12h15m25s　ファイル保存実行時の年月日時分秒）を自動付加して保存出来ます。 この機能により、分析データファイルの検索が容易になります。勿論、全ての分析データに特定のファイル名を設定してのデータ取込も可能です。

1サンプル分析設定表示（ファイル名にタイムスタンプ付加によるデータ保存）

全てのファイル名を設定して連続分析

あらかじめ取込んだクロマトグラムを表示させ、その上からリアルタイムの分析クロマトグラムを重ねて表示させたい場合には、クロマトグラムのインポート機能により可能です。

リアルタイム分析中に、CH1、2表示ウィンドウ中にメモ書きを書き入れる事が出来ます。勿論、後でデータを確認する際にもメモ書きは保存・表示されます。 表示データをコピーして、他のアプリケーションに貼り付けた時も、メモ書きが表示されます。

分析開始信号、停止信号を、データアクイジションユニット「Marina」から受け取り、自動取込開始と、停止を行う事が出来ます。

ウィンドウ内の表示色を自在に設定出来ますし、罫線色、メモ文字色も選択可能です。表示をビットマップデータとして貼り付ける際には、好みの色合いを選択出来ます。

「リファレンスクロマトを常時表示可能」「外部マーカ入力表示機能（分取マーカ）」「連続自動解析・印刷出力機能、分析時間の途中変更可能」「表示データのExcelエクスポート」「 表示データをいつでもファイル保存可能」　等、多くの便利な機能を持っています。